ＭＶＰ！

イチロー選手、凄かったですね。
メジャーリーグのオールスターで、史上初のランニングホームラン。
加えて日本人初のＭＶＰ。
普段寡黙な人が、試合後のインタビューではリップサービスもあって、饒舌でした。
それにしても本当に凄いです。
日本人だからということではなくて、あの人は本当に一つ先のレベルで野球をしているなという感じです。

私が印象的に思っているのは、３本のヒットが出ましたね、という記者の質問に対して、「違う、出したんだ」と答えたという話です。
いつもヒットを打つことを狙って、その通りの結果を導き出せた。
たまたま出たのではない、ということを示しているそうですが、非常にらしい答えだと思います。
結果を求められる厳しいプロの世界で、よくもそれだけ力と技を高め、厭味ではなく自信を持っていられるのは、本当に尊敬します。

私も社会人のはしくれです。
ということは、その方面のプロなのです。
イチロー選手ほど実力もありませんし、一握りの人しかなれない職業でもありませんが、それでもこれを生業にして飯を食っているということはそういうことです。
イチロー選手ほど胸を晴れるだけの仕事をしていませんが、それでもそういったプロ意識ということに、誇りと自信を持って仕事に取り組むということは、自分の成長にも大変大きく関わると思います。
だから、尊大な態度は絶対に取ってはいけないと思いますが、そういうプロ意識というものは、常に持っていたいものです。