今日もランキング

どこでどうやってそんなデータを集めているのかは知りませんが、新入社員の将来の夢のランキングというデータがありました。
サラリーマンの将来の夢ということなので、要するに社長になりたいかということになるのですが、ある意味驚きの結果になっていました。

サラリーマンの頂点は「社長」のはずです。
しかしその社長になりたいと言う人は僅かに１割程度。
その少し下の役員や、現場のトップになる部長クラスにそれぞれ３割前後という結果になったということです。
つまり今年の新入社員はあまり社長になりたくないと思っているということです。
それは向上心がないのかなと思うと、どうやらそうではないらしいです。
ここ最近は色々な偽装や問題で、頭を下げるトップの姿が多くクローズアップされた関係で、心労の多い立場だということが強くインプットされたからでは、という分析結果も出ていました。
私はなるほど、と思います。
確かに立場が上になればなるほど責任は重く大きくなり、そのための苦労は多くなります。
まして企業と言うところは、大きくなればなるほど拗ねに傷を持っているものです。
それをバッシングされた時に、色々と叩かれ、悪者として扱われることを考えると、私もあまりなりたいとは思えまないところがあります。
新入社員の人達の気持ちは分からなくはないですね。
でも、やっぱり色んな目標や夢を持って会社に入ったのなら、心のどこかにそんな気持ちがあってもいいでしょうけれども、志は高く持ちたいものです。

尤も私がなることは、天地がひっくり返ってもないでしょうが・・・。