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BLOG作成・2006/10/2
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昨今、本当に色々な事件が起きますね。
肉の偽装事件があったかと思えば、元公安庁長官による詐欺事件があり、防衛相大臣の不適切発言があったりと、実にさまざまなニュースが私達の目に飛び込んできます。
自分が子供の頃は、果たしてこれほどの目を覆いたくなるようなニュースが頻発しただろうかと思い返し、納得の行かない思いであります。

日本では実はこんな懸念があるそうです。
現状の人間関係の希薄さにより、人間関係のストレス増大と共に、子供の発達障害に至るケースが今後出てくると、とある研究機関の発表がありました。
確かに、子供はネットやゲームに夢中で、大人達も煩わし人間関係を避ける傾向にあります。
こうしたことが、将来コミュニケーション力を奪い、真っ当な会話のできない人ばかりが育ってしまう、という恐ろしい未来を示したものです。
何故このようなことになってしまったのか。

私なりの見解ですが、最近本当に物は豊かになりました。
食料品も買い置きができる冷凍食品が増えたり、ネットの普及で店に行かなくても欲しい物が買えたり。
戦後、日本はそれを目指して先人達が技術開発や成長を願い、そして努力した結果の賜物であろうと思うので、それは問題ないと思います。
しかしそこに、人間の心が置き去りにされてしまってはいないでしょうか。
便利で快適な暮らしを手に入れれば入れるほど、人の心が貧しくなっていくような気がしてならないのです。
物を扱うのは人間であり、人は心というある意味でとても不安定な要素を抱えた動物です。
その心が物を扱うことに伴わなければ、間違った方向へ進むということは目に見えていたはずなのに、おそらく誰もそこに目を向けようとしなかったのではないでしょうか。
相手のことを思いやったり、考えたりということが苦手な人が本当に多いと感じています。

物が豊かになり過ぎて、深く考えなくても色んなことができて、物が手に入る。
それが故にそんな心を育てる機会が、今の世の中には少なくなってはいないでしょうか。
欲しい物を手に入れるために、窃盗や強盗をする少年が増えたり、興味本位で人を殺してみたりする事件が増えたのは、心が育ってないからだと私は解釈しています。
学校でも職場でも起こるイジメ問題が、だんだん陰湿になっているのも、溢れた物を扱う人の心が伴っていないからという気がしてなりません。

犯罪者への刑罰が甘いと感じるのは、そんな昔で、対象となる相手が少なかったからそれで良かったわけで、今現時点ではそれではもう駄目だということに早く気付かないと、本当に犯罪無法地帯になりはしないかと心配しています。
そして見直すべきなのは、単に刑罰の見直しだけではなく、もっと細かく一人一人の社会生活のスタイルを、きちんと見直すことから始めなければ、根本は解決しないでしょう。
時間も掛かりますし、難しいことですが、まずは自分自身のことをしっかりと見つめ直したいと思います。
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