英雄？

中華航空の事故は、犠牲者が出なくて幸いでありました。
しかしながら、それで安堵してはいけません。
過去にも同じような事故を起こしているのですから、しっかり原因を究明して、その対策をとって欲しいと思います。

しかし、今回は機長は英雄として扱われていますが、私個人の意見としては、少し疑問が残るところであります。
ニュースなので乗客の声を聞いている限り、機長以下添乗員は乗客を誘導したという話は聞かれません。
どうも乗客たちが自分達で判断して（ひょっとしたら恐怖に駆られてかも知れませんが）逃げ出したという方が正しいような。
乗客を置いて逃げなかったらしいことは、称賛しても良いかと思いますけど。
まあ次同じような事故が起きないように、また起きても犠牲者が出ないようにしていただければ、それはさして問題では無いと思います。

ところで、航空業界は今競争が激しいということで、各社コスト削減に奔走っているそうです。
それは結構なことですが、それが安全の確保に関わる予算にまで影響が出るのはどうかと思いますが。
一つの事故で数百人の人の命が奪われかねない重大なものだけに、どんなにコストを削減しても、安全に関しては手を抜かないで欲しいと思います。
でないと安心して飛行機に乗れないですよ。