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BLOG作成・2006/10/2
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米マサチューセッツ工科大の利根川進教授と言えば、ノーベル生理学・医学賞を受賞した方として有名ですが、その利根川教授が、脳の神経回路のスイッチを自在に「オン」「オフ」する遺伝子操作技術を世界で初めて開発することに成功したそうです。

脳と言うのは人が物を考え、行動するために重要な人の臓器なのですが、まだまだどういった機能を持っているのかということなどは分かっておらず、未知の領域のものが多いのです。
今回の開発は脳の神経がどのように働いているかを調べるための研究に有用な技術で、これからそういった脳の解明のために色々と役立ちそうです。

これまでの脳の神経の働きを調べる方法は、実験動物の脳の一部を回復できないように人為的に壊して調べるため、広範に壊すことによる影響が出ていました。
そのため正確な実験結果が得られるとは言い難いものでした。
しかしこの技術を使うことで脳の機能を維持したまま、神経回路をピンポイントで操作できる今回の手法を使えば、状態がより正確に把握できるようになります。
これはマウスの実験で、3種類の遺伝子を組み換えて、記憶を担う脳の「海馬」という領域にある特定の神経細胞だけを操作した。この神経細胞は、「ドキシサイクリン」という抗生物質に反応して回復するようになっているそうです。
正直難しいことはよく分かりませんが・・・。

ですがこれによって色々と脳の機能の解明が進むと、脳に抱える難しい病気に悩む人達がたくさん助かる可能性がありますし、人の記憶などの可能性をもっと引き出すことができるかも知れません。
医療界でこれが利用されて、そういった脳の病気の治療法が確立できれば良いなと思います。

ちなみにこの技術・手法の名前は、米大リーグ、ボストン・レッドソックスの松坂大輔投手にちなんで、英文の頭文字をつなぎ「DICE-K(ダイスケ)」と名付けたのだとか。
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