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BLOG作成・2006/10/2
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この頃は音楽でも動画でも、ダウンロードして楽しむというのが主流です。
確かに店に行かずに楽しめて、簡単に手に入りますので、今の時代の流れ、文化にマッチしたものだと思います。
しかしそれに対する利用者のモラルはどうでしょうか。

政府の中に『私的録音録画小委員会』というのがあり、「著作者に無許諾で動画や音楽をアップロードしたサイト(以下「違法サイト」)からのダウンロード」を、著作権法30条で認められた「私的使用」の範囲から外し、「違法サイトと知ってダウンロードした場合は違法とする」という方針が決まったのだそうです。
つまり、著作権に違反したものだと知っていながら利用者が利用した時、利用者も犯罪者になるということです。
まだまだ穴のあるもので、これから詳細を見守る必要はありますが、私自身としては一定の評価をしても良いと思っています。

この対応は権利者側と利用者側の意見が真っ向から対立してきました。
権利者側の主張は、違法サイトからのダウンロードで多大な経済的損害を受けている。(現行法でも違法となっている)アップロードだけでなく、ダウンロードも違法にすべきだということです。
片や利用者側の主張は、経済的不利益は実証されておらず、違法化することで、悪意のない一般ユーザーが潜在的な“犯罪者”とされる。現行法のままアップロードを取り締まれば十分なはずとしています。

確かに利用者側からすれば、万一間違ってダウンロードしたり、全く違法だとは知らずにダウンロードしてしまった人までも犯罪者と認知されるリスクはあります。
しかし権利者側の主張も確かにそうです。
予想以上に違法サイトはあちこちにあるため、利用者も知ってか知らずか、このサイトを利用するケースが多いです。
無料だというところも、消費者としてはありがたい話ではありますから。

しかし実際のところ、この違法サイトの氾濫により、音楽業界などは経済的な打撃を受けていることも事実です。
もちろんただ法を制定するだけではなくて、違法かそうでないかを見極めるための仕組みは作らなければ、絵に描いた餅になってしまいます。

このダウンロードに限らず、最低限のモラルも守れない人が多い世の中です。
私も他人事とは思わず、他人に迷惑を掛けないように気をつけていきたいです。
先ずはダウンロードを利用する時は、これが違法かどうかということは、自分で意識して、そういったことを考えていきます。
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