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BLOG作成・2006/10/2
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人はまた面白いものをつくるなと思いましたが、人毛の1万分の1という驚異的なサイズのラジオが、研究者らの間で話題となっているそうです。
米カリフォルニア大学バークレー校の研究グループが開発に成功したものらしいですが、本当に極小サイズなので、細胞内部の状態を外部に発進するといったこともできるため、医療分野への応用も期待されます。

ちなみにサイズは、直径10ナノメートル。
ナノとは10億分の1ですが、途方も無い数字で正直ピンときません。
虫眼鏡で見ないと見えないその小ささは、想像がつかないです。

どうしたらそんなものが作れるのかというと、極小分子であるナノ炭素素材を使用して作られているようです。
カーボンナノチューブという素材がそれなのですが、この分子1つだけで、アンテナ、チューナー、アンプ、復調器のすべての役割をこなすことができるそうです。
また仕組みは「真空管ラジオ」と似た構造でで、振動することで電波を受信し、電子を放出しながら復調するらしいです。
このチューブの太さを変えることで、異なる周波数に共鳴できるようになるらしいですが、それにしても奇抜にて、大した物を作る研究者がいるものだと感心します。

そしてこの研究は、遊び心から出来たものであるということも一つポイントになると思います。
もちろん仕事として人の役に立つものを作ろうとしますが、いい意味で肩の力を抜くというか、リラックスするということは、他の仕事においても時に重要です。
そのふと気を抜いている瞬間というのが、案外閃く瞬間でもあるのです。
仕事が煮詰まっている時などは、ちょっとコーヒーブレイクしたりするのは、そういったところに由来しているわけです。
皆さんも仕事を頑張るのは良いことですが、気を張り詰めすぎると体も壊してしまいますから、適度に休憩は取りましょう!
私も気をつけます。
もう病院のお世話になるのはこりごりなので。

少し話がそれたので戻しますが、実験ではいくつかの音楽を再生できるのを確認したのだそうです。
当然ラジオとしての受信機能と、電波の発信もできるということで、かなり高性能ですね。

また参考情報としてはカーボンナノチューブは、平成3年に日本の物理学者によって発見された新素材です。
軽量で細いが、非常に強い性質を持っていて、半導体や燃料電池への応用も期待される物質です。
これは電子を放出するという特性ももっており、ラジオはそれを利用して開発されたわけですね。
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